2001年当時の野村(25)

プレゼンテーションの専門家は、なにがきっかけでプレゼンを学び始めたのか?

from 野村尚義 ~目次~1 ■プレゼンの専門家は、何がきっかけでプレゼンを学び始めたのか?2 ■「あ、置い・・・

from 野村尚義

■プレゼンの専門家は、何がきっかけでプレゼンを学び始めたのか?

先日、日経システムの取材を受けたのですが、その際、結構、私自身の過去について色々とインタビューされました。

というのも、野村は元システムエンジニア。
尋ねられたのは、

・なぜプレゼンを学び始めたのか?
・どういうところから、勉強を始めたのか?

といったこと。
21世紀初頭のころの話です(笑)

でも振り返ると、当時のことが思い出されました。

■「あ、置いていかれる…」という危機感

2001年当時の野村(25)写真は若手時代の野村。
新卒でシステム開発の会社に入社したとき、べつにITに詳しかったわけではありません。

大学では数学の専攻でしたから、工学部のように毎日PCに向かっていたわけでもなく。
数学なんて、紙とエンピツの世界です。

それで、入社してしばらく。
ふと、周りを見てみると、周囲はみんなとても優秀。そして、知識でも追いつけない。

「あ、これはやばいな…」

と思いました。
のんびりしていたら、二流・三流になると。

 

危機感を感じて、本格的にシステムの勉強をするわけですが、なにしろベースができていない。

すごく時間がかかる。

そして、もうひとつ気付いてしまうのが「ITにそんなに興味がない」ということ。

私よりも知識もセンスも持っている人間が、私よりも嬉々として研究に向かっている。

それにひきかえ、私ときたら…。

■編み出したカツカレープロジェクト

「あぁ、これは同じ土俵だけで勝負してはいけない」

ITという領域で、彼らに追いつき追い越すのは、ムリだ。

そう思って、私が考えたのが”カツカレープロジェクト”。

カツカレープロジェクトとはなにか?

激戦のカレー業界でトップを取るのは大変。
同じく激戦のトンカツ業界でも同様。

でも、掛け合わせのカツカレーならどうだ?
カツカレー専門店なんて少ないから、トップをとりやすいのでは?

自分はIT技術者として、一流ではない。カレーで言うならば、がんばっても町の有名店レベル。

でも、そこにソコソコ以上のトンカツを乗せればいいじゃないか。

じゃあ、ここでいうトンカツとはなにか?

■トンカツにすべき要素が、”わかりやすく魅力的に話す力”だった

そこそこ程度のカレーに、さほどおいしくもないトンカツを乗せても意味がない。

それでは、カレー屋のカツカレーにも、トンカツ屋のカツカレーにも勝てません。

だから、何で自分を尖らせるのか、その選択はとても重要です。

 

身近な仲間にも相談してみました。すると言われたのが、

「だったら、周りの人間が苦手なことで勝負したら?」

なるほど。
そういうつもりで、周りを見渡してみる。

すると、IT開発者ばかりの職場のなかで、コミュニケーションが目につくわけです。

 

当時、システムコンサルティング部というところに籍を置いていました。

システムコンサルタントとは、人と技術の橋渡しする役割なのですが、当社はかなり技術寄り。

「わかりやすく話す力を身につけることで、もっと人寄りのコンサルタントになれるのでは?」

そこに、需要があるように思える。

 

そして、憧れもありました。

魅力的に話ができる人間に対して。
(余談ですが、学生時代そういう人に囲まれていたので…)

だったら、やっぱり、わかりやすく&魅力的にシステムを語れる人間になろう。

それからしばらくして、その力をプレゼンテーションというのだと認識しました。

■きっかけは、危機感

…と、野村の昔話になってしまいました。

つまり、私の場合、得意だから始めたのではなく、周りが苦手だから始めたこと。

意外とスタートなんて、そんなものかもしれません。

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