from 野村尚義

■自分の○○を代表するプレゼンテーションをつくろう

とある大型イベントのプレゼンテーションのプロデュースをさせてもらっています。

そのイベント、半年間の期間で大きな業績を出せた企業だけが選ばれて、登壇の権利を得ます。

そして、そのステージも観客500人近くが、結構な金額を支払ってくるのです。

プレゼンターのやりがいも、そこにかける思いも、プレッシャーもすべてが桁違い。

 

かなりの大舞台。
もしかしたら、このイベントが人生で最も大きなプレゼンになる方もいるかも。

いえ、多いに違いありません。

ちなみに、私自身もこの規模で話したことは、1回しかありません。
数十人の前とかは、週に何回もあるんですけどね。

 

表現を変えれば、その方の人生を代表するプレゼンになるかもしれないわけです。

人生で最も大きな成果を出した数か月間。その成果発表のプレゼンなわけですから。

その一世一代のプレゼンが最高のものになるように、サポートしていきます。

■人生を代表するプレゼンというと、大げさ?

私は、“普段から代表作をつくる”という考え方を大事にしています。

それで以前、こんな記事を書きました。
●代表作になる10分間プレゼンテーションをつくろう

代表作のプレゼンを作る過程で、自分の取り組みについて向き合うことになるからです。

 

・自分の取り組みの価値は何なのか?

・自分がその結果を出せたのはなぜなのか?

・そのなかで再現性のあるノウハウは?

・なぜ自分はその取り組みをしているのか?

 

今回は、自分の人生を代表するプレゼンをつくることになるだろうと。

あなたはいかがですか?
人生を代表する一作というと、大げさに聞こえるでしょうか?

たしかにそうかもしれません。
でも、いつかは取り組みたいですね。

■人生ではないけど、○○を代表するプレゼン

人生の代表作が大げさならば、ほんの少しハードルを下げて

・ここ10年を代表するプレゼン

・自分の2013年を代表するプレゼン

・ここ数カ月を代表するプレゼン

を作ってみるというのはいかがでしょうか?

 

きっと、張り合いがありますし、それをつくる過程での学びは大きいと思います。

自分の現状に合ったサイズで、○○を代表するプレゼンをつくれば良いと思います。

■○○を代表するプレゼンの例

「代表作となるプレゼンといわれても、なかなかイメージがわかない…」

と思うかもしれませんね。

では、いくつか例をあげておきます。

●人生を代表するレベル

自分が一生かけて伝えていきたいこと(と、野村が勝手に判断)

TED エイミー・マリンズ

TED シェーン・コイザン

●ここ数年を代表するレベル

ここ数年の研究成果のすべて(と、野村が勝手に判断)

TED ジル・ボルト・テイラー

TED ダニエル・ピンク

映像はすべてTEDのプレゼンから。
この場に出られることは、大変名誉なことですから、やはり代表作レベルのものばかり。

最後に、私が2013年を代表するつもりでつくったプレゼンもご紹介しておきますね。

野村尚義 Great Presentation Secrets

動画は英語ですが、下のスライドに日本語訳が全部載っていますので、参考にしてみてください。

 

…では、どうやって自分の代表作になるプレゼンをつくるのか?

次回以降は、そこの部分を掘り下げて書いていきたいと思います。
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