from 野村尚義

■プレゼンテーションづくりではキッチンタイマーを活かせ

まずはこちらの記事をご覧ください。

伝説のコピーライターに学ぶ、たった一つの最強ライティング術
http://www.seojapan.com/blog/eugene-schwartz-copy-writing

 

ものすごくシンプルに上記の記事をまとめますね。

一言でいえば、伝説のコピーライター ユージン・シュワルツがいかにして伝説といえる作品を生み出したかについて。

ズバリ、キッチンタイマーを33:33にセットして、カウントダウンとともに原稿を書けというものです。

 

この話読んだ瞬間に「プレゼンテーションの原稿作りでも同様に活かせる考え方だ」と感じました。

プレゼンのシナリオづくりやスライドづくりのとき、ズルズルと時間がかかってしまう。

それを防いでくれるのがキッチンタイマーであると。

 

■カウントダウンの効用

人間は、急かされる圧力がないとき、ついつい緩みが出てしまう。

「締切がない仕事はいつまでもなされることはない」といわれるのは、それゆえでしょう。

そして、ただダラダラするだけではなく、いつの間にか目の前の原稿づくりから離れてしまう。

別の何かの仕事に逃げてしまうのです。

 

というのは、コピーライティングと同じく原稿作りも大変な思考作業だからです。

おそらくこの仕事は、ほかのどんな仕事よりも苦しい作業(たのしいけれども)であるといえるでしょう。

まるで作家が机を前にして頭を抱えるようなものです。

 

だからこそ、目の前の原稿を直視するような圧力がほしい。その役割を果たすのがキッチンタイマーです。

タイマーが33:33にセットされ、一秒ごとに数字が減っていくと「しっかり書かないと!」という気持ちになる。

 

ちなみに、ユージン・シュワルツはこの33分33秒を

「コーヒーを飲んでもよい。窓の外を眺めてもよい。あとコピーを書いてもよい。

ただしそれ以外は席を立ってもいけないし、それ以外の何をしてもいけない」

としています。

 

■33:33分という絶妙な時間設定

私は同じようなことを5-6年くらい前からやっています。

私の場合は25分でカウントセットしていますが。

25分や33分33秒という、30分前後という時間設定が、キッチンタイマー仕事術のミソだと思います。

 

人間、それほど長く集中状態を維持することはできない。

60分などとすると、1回くらいはいけますが、2回・3回とは持たない。

適度な休憩もまた、集中作業には必要です。

 

ちなみにこの原稿、ここまで23:40で書きました^^

・・・この話、次回にもう少しだけ続けますね。

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