プレゼンテーションで質疑応答をうまく乗り越える方法

「質疑応答って、うまく答えられないんですけど…」多くのプレゼンターがはまる悩みに対して、どのように対処すればよいのか? ヒントは「質問が来たら、それを3つに分類すること」です。

from 高確率成約コンサルタント 野村尚義

■プレゼン後の質疑応答ってうまく答えられないんです・・・

「質疑応答って、うまく答えられないんですけど…」

こんな相談を受けることがあります。

多くのプレゼンターにとって、質疑応答は恐怖の対象のようですね。

 

気持ちはわかります。

準備してのプレゼンは、まだなんとかなる。準備ができるわけだから。

一方、質疑応答は出たとこ勝負。だからこそ、うまくいくかどうかわからない。

 

どれだけプレゼンのパートをうまくやったとしても、質疑応答がシドロモドロだと信頼を失くしてしまう。

「メッキが剥げた」と思われてしまう。

プレゼンター側に、そんな思いがあるようです。

そして、こう思うのです。「質疑応答では、質問者の質問にバッチリ答え切らなければならない」

 

■「質疑応答はバッチリでないといけない」は本当か?

しかし、本当にそうなのでしょうか?

プレゼンターは、質問者のあらゆる質問にその場で答えられなければ失格なのでしょうか?

私はそうは思いません。

 

そもそも、すべての質問に適切に答えること自体ムリな話です。

あらゆる角度からの質問に的確に答えるためには、重箱の隅まで徹底的に調べつくさなければなりません。

それをやっていたら、時間がどれだけあっても足りません。

そして、その時間の使い方が、正しい時間の使い方だとも、到底思えません。

 

そもそも、プレゼンの目的が受け手を動かすことだとするならば、質疑応答の目的は「受け手が動くために足りない情報を補うこと」に他なりません。

しかし、それはイコール「受け手は100%の情報が揃ったときに初めて動き始める」ことを意味するものではありません。

ビジネスにおいては、すべての準備が万全に揃ってから動き出すなんてことはあり得ません。

それを待っていたら、他社に出し抜かれてしまいますし、調査コストが高くついて仕方ありません。

必要なことを、必要なだけ、必要なタイミングで得られればよいのです。

 

「質疑応答はバッチリでないといけない」と考えてしまう方は、ゴールがいつの間にかズレてしまっていないかと見直してみてはいかがでしょうか?

ゴールが”相手を動かすこと・相手に選ばれること”から”プレゼンを乗り切ること”になってしまってはいないか?

ゴールを前者に置き換えたならば「後で、調べて答える」という選択肢が生まれることはないか?

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