プロフィールのつくり方

成約率アップの専門家直伝!選ばれるプロフィールのつくり方

プロフィールづくりは、起業家・士業など個人プロフェッショナルにとっては極めて重要なプレゼンです。選ばれるプロフィールの秘訣を3つお伝えします。

from 野村尚義

プロフィールづくりは、起業家・士業など個人プロフェッショナルにとっては極めて重要なプレゼンテーションです。

プロフィールや自己紹介のご相談を受けることは多々ありますが、私自身もまたプロフィールを作りこまなければならない立場。それなりに試行錯誤を経て、いまのかたちに落ち着いています。

ではプロである私はどんなことを考えて、プロフィールをつくっているのか?ポイントをシェアしたいと思います。

サンプルプロフィール

まずはサンプルのプロフィールをご覧ください(2015年7月5日現在)。

野村尚義

価値の言語化コンサルタント・プレゼンアドバイザー
野村 尚義

プレゼンアドバイザー。
決断を促す言葉の専門家。

企業トップへのメッセージ戦略指導、社員へのプレゼン研修、 スピーチライターの3本柱を通じて、言葉による企業価値向上を支援している。

「相手を動かし大きな決断を促せる人が語ることは、他となにが違うのか?」に関心を持ち、経営者・起業家・政治家・宗教家・業界リーダーなど卓越した結果を出すスピーカーの分析に没頭する。

その結果を彼らに共通する“高確率成約の戦略”として体系化したところ、得られる結果が激変。わずか1回のコンサルで、セミナーからの見込み顧客獲得2倍増や、コンペ勝率3倍などの結果をクライアント企業にもたらしている。

これまでの指導人数は15,000人を超え、上場企業経営者・ベンチャー企業経営陣・ベストセラー作家などがいるほか、スライド作りの専門家や話し方の講師など「プレゼンを教える人たちの先生」でもある。

神戸大学理学部数学科卒。ITエンジニア時代に、技術力だけでは一流になれないと気付きプレゼンテーションを学ぶ。その過程で自分自身の価値と評価を高められたことから「語る言葉の質を高めることが、自信を持って生きることにつながる」との信念を持つ。

プレゼンを通じて自信ある人生をすごせる人を増やすべく、2003年にプレゼン専門の指導機関マーキュリッチを創業。今に至る。

受け手にどういう感想を持ってもらいたいのか?

まず大切なのが、プロフィールを読んだ受け手にどう思わせられれば成功なのかを決めることです。

プロフを書くときにありがちなのは、とにかくアピールポイントを数多く並べ立てること。それでは読み手不在であり、受け手にとっては「なんかゴリゴリとアッピールされてるな」と抵抗を感じるだけです。

私は今回、こんな感想を受け手に持ってもらいたいと考えました。

持たせたい感想1「すごそう」

まぁ、プロフィールですから。
他と違って優れてそうと思ってもらうことは必要です。

でもこれはプロフを書く人ならばみんな思うことですよね。そして、すごさ自慢では上には上がいます。私がどんなにがんばったって、孫正義よりもすごくなることはあり得ません。残念ながら(T_T)

だから、次以降が大切です。

持たせたい感想2「この人と付き合ったら、得しそう」

大切なのは、読み手のメリットです。
自分と関係しない人のすごさなんて、どうでも良いことです。

プロフィールにおいても、主役は自分ではなく読み手。それを貫けるプロフ文は読みたくなり、貫けないプロフ文はうんざりさせます。

持たせたい感想3「人間味がありそう」

人を引き付けるのは「得」と「好き」。
だからメリットに加えて、もうひとつ欲しいのが人間としての魅力です。

そして好かれる人間味とは”ひたむきさ”と”隙”だと私は思っています。

ここは長くなりそうなので、いずれ記事にしたいと思います。

逆に持たせたくない感想は?

持たせたい感想がある一方、持たせたくない感想というのもあります。

たとえば以下のようなもの。

持たせたくない感想1「猛アピールで必死だな」

こんな風に思われたら、終わりですよね。しかし私は人のプロフを読んでいて、こんな風によく思います(笑)

特に「圧倒的な」とか「すさまじい」みたいな、抽象的な拡大表現は読んでいて心理ブロック張ってしまいます。

持たせたくない感想2「読むのしんどいな」

単なる情報として読まれたら、やっぱりプロフって読むのめんどくさいと思うんです。

できることならば、ストーリー的に楽しんで読んでほしいものです。

プロフィール文章に盛り込むべき要素

上記を実現するために、プロフに盛り込むべき情報がいくつもあります。

今回試みたのは、ストーリーとして時間軸を感じてもらうことです。

図解すると、こんな感じ。

プロフィールのつくりかた

盛り込みポイント1「受け手のベネフィット」

主役は書き手のあなたではなく読み手ですから、フォーカスすべきはベネフィットです。

できればそれを「何を提供することで、どういう結果をあなたにもたらすのか?」を描きたいものです。

私の場合、

何を提供?:コンサル・研修・スピーチライティング
どういう結果?:高確率成約

と描きました。

盛り込みポイント2「実績」

もたらすベネフィットは口で言うだけならばなんとでもなります。必要なのは信憑性。

そして信憑性を高めるための最前の方法は実績を示すことです。ここで言う実績は、あなたのものでも(ないよりはあるほうが)良いのですが、できればお客様のBefore/Afterで描けるのが理想です。

私の場合、

顧客獲得率2倍増。コンペ勝率3倍。

がそれにあたります。

盛り込みポイント3「積み重ねてきたもの」

あなたがポイント2のような実績が出せるのはなぜなのか?ポイント1のようなベネフィットをもたらせるのはなぜなのか?

表現を変えるならば「あなたが他と違う結果を出せるのは、どんな積み重ねがあるからこそなのか」が欲しいです。

これがあることによって、出せる結果への納得性が高まりますし、その積み重ねをコツコツできることが信用アップにもつながります。

私の場合、

卓越した結果を出すスピーカーの分析
15,000人の指導

がそれにあたります。

こうした積み重ねなく「天才だからできる(積み重ねゼロ)」や「ある気付きがあったからできる(積み重ね小)」だと、共感度は低いですね。

盛り込みポイント4「変化のキッカケ」

ポイント3のようなコツコツ積み重ねができるのって、なぜなのでしょうか?

生まれたときからコツコツできる人もいるでしょうし、大したキッカケなんてないこともあるでしょう。でも、ドラマとしてはキッカケが欲しいです。あったほうが、ストーリーが際立ちます。

私の場合は、結構抽象的なのですが

「相手を動かし大きな決断を促せる人が語ることは、他となにが違うのか?」に関心をもったこと

がそれにあたります。

盛り込みポイント5「イケてない時代」

ストーリーの鉄則ですが、ヒーローは未完成から始まってパワーアップしていくものです。

そして、その成長に読者は感情移入するというか、自己を投影するものです。最初から完璧なものはつまらない。だからBefore/Afterのビフォーをきちんと描きます。

まぁ、簡単にいえば、それが共感ポイントです。

私の場合は、

一流じゃなかったITエンジニア時代

がそれです。このあたりは王道ですね。

あたります。

盛り込みポイント6「今後目指すもの(信念)」

最後の要素は「あなたは何のために働いているのか」を描くこと。ビジョンとか信念とか言われるものです。

ここに人柄がダイレクトに出ます。そして怖い話、ウソで綺麗ごとを書いたらバレます(汗)

だから、本気で思えることを書く。

私の場合は、

「語る言葉の質を高めることが、自信を持って生きることにつながる」
プレゼンで自信を持って生きられる人を増やす

の部分です。

プロフィールの使い方は幅広い

さてここまでプロフィール文の書き方について書いてきました。

こうしてつくったプロフは、ウェブに掲載するだけが使い道ではありません。

自己紹介で話すこともできます。就活だって使えます。

 

ちょっと今回の記事はノウハウ出しすぎましたかね。セミナー1本つくれそうだ(笑)

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