大阪で、一風変わったプレゼンテーションのイベントが開かれた模様。
タイトルが「ツッコまれピッチ!吉本流、プレゼンの極意、教えまひょ」。そう、吉本興業協力のもとのプレゼンイベントです。
5名のプレゼンターが事業プレゼンする最中に、3名のつっこみマスターからツッコミが入るという、なんともまぁ、大阪っぽい。
その様子は、『最近のプレゼンはみんなジョブスのまがいものばっかりやん、さぶいねん。』ツッコまれピッチ!吉本流、プレゼンの極意、教えまひょ。からご覧ください。
ツッコミの様子が、なかなかの緊迫感です。
プレゼンテーションはツカミが大事。イントロの話し方
このイベント冒頭でキーノートスピーチを担当したのが、吉本興業総合企画室室長の中井秀範氏。
桂三枝・明石家さんま・ダウンタウンらのマネージャーを歴任し、FUJIWARAの名付け親でもあるそうです。
そのキーノートスピーチで、提案を受ける側の視点から見たイントロのポイントが語られました。
つかみが非常に大事。
着ているものからつかみをとりに来ないとあかん。みんなおんなじようなプレゼンばっかりしに来る『昨日も聞いたで』『さっきも聞いたで』
プレゼンを聞く人は限られてるねん、みんなそこに向かってくるからな。
同じような話しばっかり聞かされて、基本飽きてる。
そんな人を前のめりにさせるのは難しい。だからこそツカミが必要なんや。
そして、できれば笑いをとってほしい、緊張関係のままずっとやってると、話す側も聞く側も人間性をだせない、空気をまずはゆるめる必要がある。
イントロの伝え方は、主に2パターンあると言われています。
- 徐々に離陸型
- インパクト型
徐々に離陸型は、型どおりにそつなく始めて、ジワジワと盛り上げていく。
映画などでいうと、ほとんどの映画は日常シーンから始まって、だんだんと非日常に移行していきます。
インパクト型は、まさにツカミでインパクトを見せる。他との違いを一気に爆発させる。
映画でいうと、少し古いですがプライベートライアンなどは、冒頭から戦争シーンが15分続きます。
ここで中井氏はインパクト型が重要だと言っています。
なぜならば、聴衆はふつうのプレゼンに飽きているからだと。数多くの提案を受ける側としてもっともな意見ですね。
ポイントは、3つ
- 他との違い
- リラックス
- 興味をつく